春の足音が少しずつ近づいている気がしますね。そろそろお花見の予定を考えている方も多いのではないでしょうか。お酒やビールももちろん美味しいのですが、お酒が飲めない方や運転手の方にはぜひともコーヒーに拘って楽しんでいただきたい。
缶コーヒーやインスタントコーヒーではなく、ドリップで淹れた美味しいコーヒーを野外で楽しむのは格別ですよ。
最低限用意したいドリップコーヒーを楽しむための道具
マグカップ
家で愛用しているカップは陶器製の方が多いと思います。大切なカップを野外で使用してもしも落として割れてしまっては大変です。かといって紙コップでは雰囲気が台無しですよね。
軽くて落としても割れないマグカップは、アルミ製やステンレス製やプラスチック製などあります。私がおすすめするのは、非常に軽量なチタン製のマグカップ「スノーピーク チタンダブルマグ300」です。
コーヒードリッパー
家庭で使う一般的なドリッパーを持参してもいいのですが、嵩張るのでコンパクトになるアウトドア用のドリッパーが折りたためて便利です。
その中でも折りたたむだけでメンテナンスも簡単な「ユニフレーム コーヒーバネット キュート」が非常に使いやすい。人数が多いなら3~4人用の「グランデ」もあります。
クッカー
アウトドア用のケトルを用意したいところですが、他の調理や取り皿にも使えるようにソロ用のクッカーをおすすめします。ソロ用のクッカーでも容量が1リットルあるので、コーヒーを楽しむには十分なお湯を沸かすことが出来る。
ただし、クッカーからお湯を注ぎやすい形状のものを選ぶようにしましょう。私は「ユニフレーム 山クッカー角型3」を愛用しています。角がありお湯が注ぎやすいので、これ以外は考えられないほど。
シングルバーナー
お湯を沸かすためには火器が必要です。カセットコンロでは大きすぎるので、キャンプ用のカセットガス式シングルバーナーが必要です。寒い季節でも火力が落ちない「SOTO レギュレーターストーブ ST-310」なら間違いがありません。
スプーン
コーヒー豆を計量したり、ミルクや砂糖を混ぜるためにスプーンも用意しましょう。私はチタン製のスプーンとフォークがセットになった「スノーピーク ワッパー武器II」を使用しています。
濡らさずに使用する用にスプーンをもう1本追加で持っていきます。
もっとコーヒーを楽しむために追加したいアイテム
コーヒーミル
荷物を少なくするためにも作業をシンプルにするにはコーヒー豆は粉タイプのものをおすすめしますが、こだわるのであればコーヒー豆を持っていき現地で粉にしたいですね。そのためには豆を挽くミルが必要。
コンパクトになる「ポーレックス コーヒーミル セラミック」(コーヒー豆30gまで可能)がよく知られています。20グラム(コーヒー2杯分)までなら「ミニ」でOK。
まとめ
野外でコーヒーを楽しむには道具が必要です。軽量コンパクトになるものを選ぶのが基本。最低限の道具からそろえて、徐々に買い足すといいでしょう。
コーヒー豆は粉タイプが普段飲みには便利ですが、キャンプでは豆をコーヒーミルを使い自分で挽くほうが、時間は掛かりますが雰囲気を楽しめます。挽きたてのコーヒーが美味しいのは言うまでもありませんよね。
太陽が傾いてくると肌寒く感じるので、温かいコーヒーがとても美味しいですよ。薫り高い挽きたてコーヒーをそっと差し出せば、喜ばれること間違いありません。
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