前日から右の肋骨を襲う激痛と戦いながらキャンプしてきました。気持ちのいいキャンプ場で体調がよければ最高だったと思います。一緒に行ったメンバーに迷惑ばかり掛けてしまったので、強引に参加したことを反省している。
咳をすると激痛に襲われることが続いているので、そのキャンプから1週間後の6月21日に病院に行ってきました。
近くの町医者へ行く
家から一番近い整形外科「Nクリニック」に行ってきました。「Nクリニック」は外科・内科・整形外科・リハビリテーション科の看板を上げる小さな町医者である。整形外科の専門では無いためあまり信用できないが、頚椎症や肋骨にヒビが入った時にもここで診断してもらった。
問診票に記載
受付を済ませると問診票の記入である。記載したことは以下のとおり、
- 右脇腹2か所の痛み
- 咳・痰が続いている
- 咳をすると右脇腹の激しい痛み
- タバコ1日2箱
診察室にて問診とレントゲン
痛みのあるのは右側だと口頭で確認。咳がどれぐらい前から続いているか尋ねられ、数ヶ月前からだと答えた。
タバコ1日40本を20年以上吸っていることを確認されると、咳の原因としてCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の検査をすることになった。COPDとは長年の喫煙習慣が主な原因の肺の生活習慣病です。
聴診器で胸の呼吸音を聞くと、レントゲンとることになった。あばら骨が痛くて来院しているので、レントゲンは当然のことだろう。背中からと横からの2枚を撮影しました。
呼吸機能検査
肺にどれだけ多くの空気(息)を吸い込むことができ、どれだけ大量にすばやく吐き出せるかについて、スパイロメータという器具を用いて調べます。脇腹の痛みがあるので、深い深呼吸がつらいです。こんな状態で正常な数値が出るのか疑問が残りますが、痛みをこらえ息を吐きました。
検査結果
スパイロメータ検査ででた結果は、「COPD」のステージ3で結構な重度です。今はまだ若いからいいが、このままタバコを吸い続けると大変はことになるから禁煙しなさいと注意されました。
そしてレントゲンを見ながら、片側だけに写る影の説明とともに「胸膜炎」と診断された。
処方された薬を正しく飲み、1週間後に来るように言われ診察終了。
処方された薬
ジスロマックSR 成人用ドライシロップ2g
抗生物質で細菌による感染症を治療する薬です。
フスコデ配合錠
朝・昼・夕食後3錠服用。咳を鎮める薬です。
アンブロキソール塩酸塩錠15mg「タイヨー」
朝・昼・夕食後1錠服用。痰や膿を薄めて、痰や鼻汁を出しやすくする薬です。
スピリーバ2.5μgレスピマット60吸入
1日1回朝に2吸引。気管支が収縮するのを抑え、気管支を拡げて、ゼーゼーする、息苦しいなどの症状を起こりにくくする薬です。喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療に用います。
通院して1日経った感想
抗生物質である「ジスマロック」を飲んだのだが、細菌感染で胸膜炎なのか、COPDが原因で胸膜炎になったのか疑問が残る。次回、質問してみることにする。
吸引治療薬「スピリーバ」の効果だろうか。前日までと比べて、明らかに咳の回数が減った。喉の辛さも緩和されている。咳の回数が減っただけで、痛みが改善されたわけではない。いまだベッドに横になれない。今日も相変わらずイスで2時間ほどウトウトしただけである。肋骨骨折とは勘違いだったのか?それとも咳による痛みの緩和を優先しているのか?
治らない病気「COPD」はなるべく進行を遅らせることしかできない。そのために禁煙しなければいけないことも理解している。
この24時間で10本ほどタバコを吸ってしまった。以前の1日2箱と比べると格段に減っているが、キッパリと禁煙できていない。
一生治らない病気「COPD」の進行を遅らせるたったひとつの方法が禁煙。アイコスなどの電子タバコや、ニコレットなどの禁煙補助の利用も検討することにしよう。
まずは、痛みを起こしている「胸膜炎」が、服用した抗生物質で良くなってくれることを願っている。1週間後の通院が不安です。
ここ数年を振り返ってみて
2013年春ごろから寝起きに咳込むことが多くなったように思う。口をあけて寝ているので乾燥で咳が出るだけだと思っていた。
2014年秋ごろから日常的に咳が増えてきた。咳をしながらタバコを吸っていたこともある。去年ごろからは、喉の腫れで、声の出しにくさやこもっている感じが気になりだした。
振り返ると、ここ数年体調を崩すたびに悪化していたのだろうか。タバコを減らすことも出来なかったのを後悔している。
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