ジンといえば、有名なジントニックやジンライムのカクテルベースですね。ジンベースのカクテルは非常に多いんですよ。
でもジンをそのまま飲んだことはありますか?以外と少ないと思います。
ジンをストレートで、ビールをチェイサー代わりとして楽しまれるお客様も多いですよ。
ジンとは
ジンとは、大麦、ライ麦、ジャガイモなどを原料とした蒸留酒のこと。ジュニパーベリー(杜松の実)で香り付けしているのが特徴的なスピリッツ。
マティーニやホワイトレディ、トムコリンズ、シンガポール・スリングなどジン・ベースのカクテルはもちろん、ロックやストレートでも楽しめますよ。
ビーフィーター
ロンドン・ドライ・ジンの代表的銘柄。癖が少なく、味と香りのバランスが良く万能。
うちのお店ではジンの銘柄指定がない場合は、基本的にこちらの「ビーフィーター」を使用します。
タンカレー
ドライでスッキリと切れ味があるイギリス産ジン。ジュニパーベリーの風味が洗練さを感じさせる。
その味は「ジンのロールス・ロイス」など様々な呼び方で称賛されており、ジョン・F・ケネディが愛したジンとして知られています。
ボンベイ・サファイア
ジュニパーベリーも含め10種類の香料と植物を使用しているので、味や香りは複雑かつ優雅な印象を持つドライジン。
伝統的な原材料であるジュニパーベリーに加え、9つの香料と植物(アーモンド、レモンピール、スペインカンゾウ、オリスルート、セイヨウトウキ、コリアンダー、シナニッケイ、ヒッチョウカ、マニゲット)が加えられている。なお、ジンの香料は企業秘密として伏せられるのが常であるが、ボンベイ社は公表している。
きれいなサファイア色のボトルは味のイメージそのもので、そのボトル自体にファンも多いです。
エギュベル
フランスの修道院で作られている「エギュベル・ジン」。ジンが持つ薬っぽさや薬草の刺激が無い。ほのかに甘く女性的でマイルドなジン。
ジンがお好きな方にはぜひとも飲んでみてほしい。重厚なロンドン・ドライ・ジンと比べ、繊細かつ華やかで柔らかいエギュベルに驚き虜になってしまうだろう。
シュリヒテ シュタインヘイガー
生のジュニパーベリーを発酵して作られるマイルドな味わいのドイツ産ジン。
ビールで冷えたお腹をシュリヒテシュタインヘイガーで暖め、またビールを飲むのがドイツ流。
ハイウッド オールド・トム・ジン
「黒猫ラベル」で有名なカナダ・バンクーバー産の甘口ジン。ジンベースのロングカクテル「トムコリンズ」のベースとして知られています。
「トムコリンズ」とは、19世紀終わり頃、イギリスでジョン・コリンズという人物が最初に作ったと言われている。当然、最初は「ジョン・コリンズ」というカクテル名で呼ばれていたが、ベースにイギリス産のオールド・トム・ジンを使うようになってから、「トム・コリンズ」と呼ばれるようになった。
現在の「ジョン・コリンズ」は、ジンの代わりにウィスキーを使ったものを言う。第二次世界大戦以後はドライジンをベースとして作るのが標準的になった。
まとめ
いつものジントニックをお好みの銘柄を指定してオーダーしてみるのも面白いですよ。新たな発見や出会いがあるかもしれません。
冷凍してストレートやロック で一度味わってみてください。トロリとして美味しいですよ。お試しあれ。
コメント
コメント一覧 (2件)
ビールをチェイサー代わりにジンを飲むなんて下戸の僕からしたら憧れちゃいます
でも、こんな自分でも美味しいなって思えるお酒が有ります。
すげーガキの飲み物やと思いますが、ティフィンで作ったダージリンクーラーです。
ほんま子供ですいません
nomunomuさん
ダージリンクーラーいいですね!
ティフィン(紅茶リキュール)とフランボワーズ・リキュールの香りがたまりませんね。
クレーム・ド・フランボワーズではなく、シャンボールというリキュールを使うレシピもあります。こちらのほうが複雑な味わいに仕上がります。
おためしあれ。