キャンプでテントやタープを設営する時、ロープワークは必要不可欠。
でも、ロープの結び方は何百通りもあって、どんな結び方が良いのか分からないことも多いのではないでしょうか。
とりあえず結んでみたものの、すぐに緩んでしまったりなかなか解けなかったりした経験はありませんか。そこで今回は特にアウトドアで必ずと言ってよいほどよく使われる最適ロープワークをご紹介します。
もやい結び(ボーライン・ノット)
キャンプで一番使われるロープの結び方「もやい結び」です。
この動画の説明がとってもわかりやすい。
長い方の親ロープが下・末端側が上→下から輪っかを通す→長いロープの下をくぐる→穴に戻す
これ、逆でもOK。
最初に輪っかを作ったときに、長い方のロープが上になっていたら、「上→上→上→穴」で完成です。
この動画もわかりやすいですね。
最初に輪っかを作ったときにクロス部分を見て判断できます。
親紐が下・末端側が上になっていると、輪っかに下から入り、親紐の下をくぐって穴に戻す。
自在結び(トートライン・ヒッチ)
自在金具を忘れたときには「自在結び」が使えます。ずらしてテンションをかけることができます。
「1回→2回→1回」と覚えればわかりやすい
8の字結び(エイト・ノット)
ガイロープに自在金具をつけるときには「8の字結び」。
二重8の字結び(ダブル・フィギュア・エイト・ノット)
タープを設営するときに、ポールの先端に引っ掛ける二股ロープの輪っかを作ります。
巻き結び(クローブ・ヒッチ)
木や柱に結ぶのに便利な「巻き結び」です。結ぶのも解くのも簡単で、実用性が高いのが特徴。キャンプや登山、ヨットなど幅広い場面で活用されています。
ロープのたたみ方
長いロープはたたんで撤収します。そのときに絡まないたたみ方を覚えたいですよね。
理解しやすいロープワーク解説
自衛隊出身のKentarou In The Woodsさんの解説動画はとてもわかりやすいですね。
結び方の仕組みから理解できます。
ロープ
米国軍に100年以上に渡り採用されているアメリカのパラコードメーカーによって製造されている「タフグリッド」。ソフトでしなやかなのに高い強度。太さ直径4ミリなので通常の自在金具の穴も通りますね。
動画22:15から、パラコードのまとめ方が参考になります。
夜中、ロープに引っかかる危険を避けるなら、視認性の高いオレンジやイエローなど目立つカラーのガイロープがいいですね。何度ロープに引っかかったことか・・・。
ロゴスのオレンジ色のガイロープも愛用しています。
最後に
キャンプを始めたときに本を読んで「もやい結び」だけは覚えました。雨に濡れたロープは固くなって解けなくなるので、正しいロープワークは大切ですよ。
今はYouTubeなどでロープワークのレクチャー動画がたくさんあります。
正直、「もやい結び」さえ覚えておくと何とかなりますね。
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