2011年、キャンプを始めたときに購入したカセットボンベ使用のガスランタンが【SOTO(ソト) 虫の寄りにくいランタン ST-233】。
LEDランタンと違い、燃料式ランタンはやっぱり雰囲気がありますよね。柔らかなオレンジの明かりと、心地良い燃焼音に癒されます。その魅力を再認識したのでレビュー記事にしてみました。
選んだ理由とは
乾電池を使うLEDランタンだけでは味気なく感じて、キャンプという非日常の雰囲気を楽しむために燃料式のランタンを購入することにしました。
LEDランタンの性能も良くなって、明るさなど実用性を考えると燃料式のランタンは少なくなってきているかもしれません。しかし、日常から離れてせっかくキャンプを楽しむのですから雰囲気は大切にしたいものですよね。
燃料コストを考えて、安いカセットボンベを使う【SOTO(ソト) 虫の寄りにくいランタン ST-233】を選びました。カセットガスの手軽さと、パワーブースター搭載で最後まで光量が落ちにくく、虫が寄りにくいランタン。最高じゃないですか。
サイズは?
収納時のサイズは、直径136×高さ225ミリ。重さは1.3kg。
カセットボンベと高さはほぼ変わりません。
使用時は、直径136×高さ375ミリ。
下部のグレーの部分にカセットガスが入るので、それなりの大きさがあります。こればかりは仕方ありませんね。
マントルの空焼き方法
使う前にマントルをつけて空焼きしなければなりません。
メーカーのSOTOさんが動画をアップされています。参考にしてみてください。
最大照度は660ルクス(230W相当)
最大照度は660ルクスなのですが、ワット数でいえば230W相当。雰囲気を楽しむには十分な明るさです。
使用時間は、パワーガス使用で約3.0時間、レギュラーガス使用で約3.5時間。1泊ならカセットボンベ2本、余裕を持って3本あれば大丈夫。
しかも、パワーブースター装備でドロップダウンを防ぎ、安定した明るさを持続します。
虫の寄りにくい3つの効果
ハーフスクリーンカラーホヤ
半分が虫の寄りにくいオレンジ色になっています。もともとランタンの光の色が黄色っぽいのでほとんど気になりません。光量が必要なら、透明の部分を前面にできます。
リフレクターが付属
リフレクターが付属しています。
リフレクターを装着することで、虫がいる森側の光をカットし、照らしたい前面だけを更に明るく照らします。
収納時は、ホヤの中にリフレクターを入れないと収納できません。使用するときは、ホヤの外側に装着します。注意してくださいね。
リフレクターに蚊取マットを装着
リフレクターに市販の蚊取マットを装着できます。
フック部分に蚊取りマットを挟めば、マットが過熱され防虫成分が拡散。虫を寄せ付けず、前面は明るさアップで一石二鳥。
収納ケースは別売
本体に収納ケースは付属していません。ですが、別売りで販売されています。標準で付属してくれたらよかったんですけどね。
ヘッドカバーが錆びる
デメリットはヘッドカバーが錆びること。耐熱塗装されているスチール製とはいえ、やっぱり鉄は錆びます。
エイジングされてイイ味が出てきたともいえますけどね。
最後に
オレンジ色の柔らかな明かりと、心地よい燃焼音が魅力の燃料式ランタン。その中でも燃料コストも考えて選んだのが【SOTO 虫の寄りにくいランタン ST-233】です。
リフレクターも標準装備し、しかも虫を寄せ付けにくい効果もあるなんて素晴らしいですよね。
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