初めてのバーナーを選ぶ時にガソリン式かガス式か悩みますよね。
あえて結論から言うと、初心者の方は迷わず簡単なガス式のシングルバーナーがオススメ。
ガソリン式は使用前にポンピングとプレヒートを行わなければいけません。それに比べガス式はすぐに使用出来ます。このお手軽さに勝るものはありません。
ガス式でもアウトドア用の専用ガスではなく、普段ご家庭でカセットコンロに使用するカセットボンベを使うシングルバーナーを選びましょう。コンビニでも購入可能なので、キャンプの時にもし忘れてもすぐに手に入れる事が出来ます。
カセットガス式のシングルバーナーでオススメは、低温時でも安定して使える「SOTO レギュレーターストーブ ST-310」です。
SOTO レギュレーターストーブ ST-310
カセットボンベを使用するシングルバーナーで、絶大な人気を誇る「SOTO レギュレーターストーブ ST-310」。もはや説明の必要がないほど。これを買っておけば間違いない。
2012年からずっとメインで使い続けているほどお気に入り。
ドロップダウンの心配無し
ガス式のバーナーは低温時のドロップダウンによる火力低下が心配ですが、「SOTO レギュレーターストーブ ST-310」はマイクロレギュレーターが搭載され、外気温5℃でも安定した火力を保てます。
SOTOさんが、マイクロレギュレーター効果を動画にされています。ぜひご確認ください。
あなたは真冬でもキャンプに行きますか?
私は寒すぎるから真冬にはキャンプに行きません。スクリーンタープの中でストーブやホットカーペットなどの暖房器具を持ち込んで引きこもりキャンプをするなら、エアコンの効いた自宅で暖かく過ごします。
春・秋キャンプで実際に5度の早朝に使用しても、「SOTO レギュレーターストーブ ST-310」でドロップダウンしたことが一度もありません。
冬キャンプをしないワタシにとってこれだけ低温で使用できれば、ガソリンバーナーを購入しなくても、お手軽な「SOTO レギュレーターストーブ ST-310」で快適にキャンプを楽しめています。
オプションが発売
そんなベストセラーなシングルバーナーですが欠点もあります。
点火スイッチの場所が悪いのです。バーナー下部にあり、連続使用時に点火スイッチを再び使用しようとすると、熱せられた脚部に当たる可能性があります。注意すれば大丈夫ですが、念のために手袋をして点火するようにしましょう。
この悩みを解消するオプションが「レギュレーターストーブ専用 点火アシストレバー」。これは本当に全員が購入すべきですね。
上の動画はアシストレバーの取り付け方です。
これを装着すると、火力調節用つまみの手前の操作しやすい位置に点火ハンドルが来て、軽く押すだけでテコの原理で点火スイッチが動作します。これなら鍋やクッカーを乗せたままでも簡単に着火できますね。
さらに足にはシリコンチューブを装着しています。内径4ミリの耐熱シリコンチューブを購入し、10センチを4本用意。油や洗剤を使って足に滑り込ませるだけでOK。滑り止めと火傷対策になりますよ。
SOTOより、アシストレバー・シリコンチューブ・収納ケースの3点セット「レギュレーターストーブ専用 アシストセット」が発売されています。
シェラカップも利用可能
五徳の内径は4.7センチなので、底部分直径が7.7センチである「スノーピーク シェラカップ」も安定してゴトクに乗せることが出来ます。小さなシェラカップですが、コーヒー1人分のお湯を沸かすならぐらいならこれで十分。
では、使える鍋の大きさの限度はどうでしょうか?
メーカーは直径19センチまでの大きさの鍋を推奨しています。
クッカーの大きさから想定すると、1~2人でのキャンプならメインで、3人以上のキャンプならサブバーナーとしての利用がおすすめです。ホットサンドクッカーも安定して乗せることが出来ます。
もしも買いかえるなら?
現在所有する「SOTO レギュレーターストーブ ST-310」が今後もしも使えなくなっても、再び同じものを購入するほど信頼しているお気に入りのバーナーです。
初心者や買い替えを検討されている方は、キャンプで使用するバーナーとして最も売れているカセットガス式シングルバーナー「SOTO レギュレーターストーブ ST-310」を選べば間違いありませんよね。
SOTOより、マイクロレギュレーターを使用する分離型シングルバーナー「レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)ST-330」が発売されました。ファミリーやグループキャンプで大鍋を使うなら、大きなゴトクで安定する分離型がオススメです。
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