
十徳ナイフとも呼ばれるマルチツールで有名なヴィクトリノックス。
ボクはアルミハンドルのモデルを多く愛用しています。その中でも、カデットALOXがいちばんのお気に入り。軽い・薄い・丈夫と三拍子そろった普段使いしやすい一本として重宝してします。
長らくソルジャーを愛用してきましたが、使いやすさでいえばカデットの圧勝。地味に爪ヤスリがいい仕事してますよ。
ビクトリノックス ソルジャーCVAL

マルチツール・十徳ナイフといえばビクトリノックス(VICTORINOX)。
ソルジャーはビクトリノックスの原点とも言うべきナイフ。このモデルを基に、いまでは数百種類のバリエーションが広がりました。
スイス陸軍が正式採用しているモデルそのものでスイスクロスもスイス陸軍のもの。軍用ということもあり、ナイフの厚みなどが通常のモデルよりも増していて耐久性が向上している。
ビクトリノックス カデットALOX

ソルジャー CVALより小さめの、リーマー(穴あけ/キリ)の代わりに爪ヤスリが付いたモデル。丈夫なアルミハンドルで実用的な機能を備えた、ポケットに入れても邪魔にならないスリムさでいざという時のお役立ちツールです。
海外ではEDC(everyday carry)ツールとして人気。
サイズを比較

ソルジャーCVAL | カデットALOX | |
ハンドル長さ | 93ミリ | 84ミリ |
厚さ | 12.5ミリ | 8ミリ |
重さ | 69グラム | 47グラム |
カデットはソルジャーよりひと回りコンパクトでスリム。このサイズ感が、海外で毎日持ち運んでるEDCツールとして人気の秘訣なのだろう。
カデットより小さいと使いにくいし、これよりも大きいとポケットにいれると違和感がでてしかも重くなるんですよね。実際に比べるとソルジャーはあきらかに重く感じます。
薄さが特徴

カデットの特徴のひとつが薄さ。
たった8ミリという薄さに、ナイフ・爪ヤスリ・缶切り・栓抜き・マイナスドライバーという基本的なツールが詰まっていることに驚きです。ソルジャーと比べると数値以上に薄く感じますね。
最後に

マルチツールや十徳ナイフを買うときになるべくツールの数が多い方が便利だと思っていませんか?
答えはノー。機能が増えるごとに、分厚く、重くなっていくんです。初めて選ぶなら、必要最低限の基本的なツールだけで十分。
持ち歩くEDCツールとして考えると、軽量コンパクトなカデットはボクにとってベストなビクトリノックスです。丈夫でルックスもいいアルミハンドルなのもポイントが高い。
キャンプや登山などのアウトドアだけではなく、旅行や出張なんかにもバッグの中に入れて持っていくと便利ですよ。
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