アメカジ王道のワークブーツといえば、レッドウィングのアイリッシュセッターですよね。
1952年に生まれたワーク・ハンティング用のブーツに採用されたレザーの色が、猟犬アイリッシュセッターの毛並みを思わせたことからその名がつきました。
アイリッシュセッターの赤茶カラー「8875」をずっと愛用してきましたが、伝統的なブラウンカラーの「875」も購入したため、ブログ記事にしてみました。
2つのモデルを並べた画像もあるので、どちらの色にしようか悩まれている方の参考に少しでもなれば幸いです。
レッドウィング アイリッシュセッター 875
レッド・ウィングを代表するブーツとして愛され続けている「アイリッシュセッター 875」。アメカジのド定番。
2014年にレザーを本来の伝統的なオレンジがかったブラウンのレザーに戻すことになり、出来上がったのが現在のオロ・レガシー・レザー。特にスムーズな銀面を持つ原皮を選び、なめした後に染め上げるのみで銀面に塗装を一切しないため、自然な肌目を持つレザーに仕上がっています。履き込むほどに表情を増し、味わいが深まります。
エイジングによる経年変化が楽しみです。
オイルアップのメンテナンス後なので、カラートーンが少し暗くなっています。
時間がたって落ち着けば、少し明るいブラウンに戻ります。
ブランド | レッドウィング |
型番 | 875 |
カラー | オロレガシー |
ソール | トラクショントレッドソール |
製法 | オールアラウンド・グッドイヤーウエルト製法 |
ラスト(木型) | 23番 |
ワイズ | E |
生産国 | アメリカ |
タグをみてみよう
シュータン裏のタグをみてみると、いつ製造されたのかわかります。こちらは2021年1月製造でした。
ネットショップではDワイズ・Eワイズと2種類ありますが、日本正規代理店で販売しているのはEワイズのみ。
サイズはいつものUS7.5(25.5センチ)。ワークブーツには疲れ軽減のために必ずインソールを入れるので、少し大きめを選んでいます。
8875との色の違いを比較
今回紹介している「875」は、オレンジがかったブラウンの「オロレガシー」というカラー。
対して、「8875」は赤みの強い色合いの「オロラセット・ポーテージ」。日本市場で人気が高いのはこちら。レッドウイングのアイリッシュセッターといえば、赤茶の「8875」をイメージする方のほうが多いでしょうね。
人気が高い赤茶の「8875」と、伝統的なオレンジがかったブラウンの「875」。お好みでどうぞ。
REDWINGにハマると、ボクみたいに両方所有することになりますけどね。
履き下ろす前のプレメンテナンス
まずはホコリ落としのために、馬毛ブラシでブラッシング。
ショップでの保管でレザーの油分が抜けて少しカサカサになっているので、いつものマスタングペーストでオイルアップ。
マスタングペーストは浸透力が高いオイルなので、レザーが馴染みやすくなる効果もあり一石二鳥。
これ一度使ってみて。ミンクオイルに比べてベタつきも少なくて、サラサラした仕上がりになるのでおすすめですよ。
最後に
ワークブーツの定番「レッドウィング アイリッシュセッター」を購入するとき、「875」と「8875」のどちらにするか悩んでしまう方も多いはず。
日本で人気があり、爆発的ブームになった赤茶色がお好みならオロラセットの「8875」。
オレンジがかったブラウンカラーであるオロレガシーがお好みなら、伝統的な「875」をチョイス。
レッドウィングの沼にハマってしまった皆様は両方いっときましょう。そう。ボクみたいにね。
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