キャンプなどのアウトドアやちょっとした作業の時に役立つナイフやマルチツール。
実際に愛用しているアイテムをまとめて記事にしてみました。なるべく用途がかぶらないように選んで購入してきました。定番でベストセラーなものばかりですが、実際手にしてみて「評判のイイものはやっぱり人気なんだな」と実感させられるものばかり。
最初の1本は定番アイテムから始めるのが失敗が少なく安心できますよ。
ナイフ
料理をするにはアウトドア用ナイフよりも、キッチンナイフのほうが使いやすいのは当然の話。(グループキャンプなどで他の人も調理に使う場合には、安全のために見た目で分かりやすい包丁を持っていきます。)
でも、調理用の包丁ってのはキャンプではやっぱり風情がない。
そこはやっぱり男のロマンであるナイフと使いたいのがホンネ。ポケットからサッとナイフを取り出し、大きなハムの塊やサラミをカットする。これが男のあこがれってモンですよね。
だから、ボクにとってナイフはキャンプの必需品。
オピネル ステンレスナイフ #8
アウトドアナイフとしておなじみのフランス製折りたたみナイフ「オピネル」。初心者にも扱いやすくて、しかも安いので「最初の1本」として選んで損はありません。
ブレードの厚さが薄いので料理用としても使いやすい。
ブレードの素材には2種類あります。切れ味はいいのですが錆びやすいカーボンスチール製と、錆びにくく気軽に使えるステンレス製。メンテナンスを考えるとステンレス製がラク。
サイズはいろいろありますが、8番(刃渡り8.5ミリ)がオピネルの中で一番人気のあるサイズです。
バック フォールディングハンター 110
1964年の発売以来、全世界にロックバック式フォールディングナイフを広め、スポーツナイフの礎を築いたモデルです。今もなおフォールディングナイフの定番として人気の商品で、スポーツナイフの代名詞ともいえます。愛称はワンテン。
ブレードに刻印が入っていて、製造年が分かるようになっています。ちなみに、ワタシのワンテンは2012年生まれ。
詳しく製造年を調べたい方は、「ナイフショップ グローイング!」さんのリンクからどうぞ。
https://knifeshop.jp/hpgen/HPB/entries/458.html
重いことやロック解除が固いことなどデメリットもありますが、歴史を感じさせる重厚な雰囲気のあるルックスが好みでずっと愛用しています。
モーラナイフ ガーバーグ
ブッシュクラフトナイフとして人気のモーラナイフ。そのモーラから初めて頑丈なフルタングモデルが発売されました。それが「モーラナイフ ガーバーグ」。
ステンレスブレードの金属部分がハンドルの末端まで続いているフルタングモデルのため、非常に頑丈でめったなことでは壊れません。刃厚も3.2mmと分厚いシースナイフなので、バトニングやチョッピングなどナイフに負担が掛かる作業にも向いています。
マルチツール
アウトドアでいざという時に持っていると活躍する「マルチツール」。ナイフや缶切り、ハサミなど、さまざまな機能がひとつに詰め込まれています。
いろいろな機能がありますが、今まで使ってきて使用頻度が高い機能は「ハサミ」と「栓抜き」と「缶切り」。それ以外はほとんど使う機会がありません。
ほつれた糸や値札タグを切ったりするハサミ。瓶ビールをあける栓抜き。使用済みのカセットボンベに穴を開ける缶切り。これとナイフがあれば十分。
ビクトリノックス クラシックALOX
ナイフがメインのマルチツールとして人気があるビクトリノックス。キーホルダーに最適なミニサイズの定番モデル「クラシック」は、ハンドル長が58mmと小さく、手にすっぽり収まるサイズ。
この小さなボディーの中に、封筒などを開けるときに便利なスモールブレード、洋服などのタッグを切るのに便利なハサミ、爪を手入れするのに使いやすいヤスリなど、日常的に使える高機能なツールが収まっています。
そんな「クラシック」のアルミハンドルモデルである「クラシックALOX」は、通常モデルより頑丈でルックスもグッド。
ビクトリノックス ソルジャーCVAL
こちらのアルミハンドルモデル「ソルジャー」はビクトリノックスの原点とも言うべきナイフ。このモデルを基に、いまでは数百種類のバリエーションが広がりました。100年たっても変わらぬ基本デザインと品質。ビクトリノックスの歴史と伝統が息づいています。
旅行に持っていくには必要最低限の機能数でピッタリ。
レザーマン ウェーブ
プライヤーがメインのマルチツールといえばレザーマン。そんなレザーマンの代表作であり、プライヤー型マルチツールでは世界一の累計販売数を誇るのが「ウェーブ」。
現在のモデルは、「ウェーブ」にワイヤーカッターが追加された「ウェーブ プラス」に進化しています。
鉈・のこぎり
キャンプの焚き火用に使います。
ナタをずっと使ってますが不便は感じません。重たく大げさな斧はキャンプ場では必要がありません。森の中に入って行きサバイバルな野営でもしないかぎり、太い木を倒したり割ったりする機会なんてありませんよね。
ノコギリは必需品。落ちている木を短くするのに必要です。
千吉 園芸用 腰鉈 両刃 薪割り・枝打ち用 165mm
ナタには片刃と両刃がありますが、薪割りなど焚き火用と考えると両刃がおすすめ。刃渡りは15~18センチのものが軽くて扱いやすい。
薪割りのときに地面に当たったり、薪をまとめる針金を切ったりして刃が欠けてしまうおそれも。 ラフな使い方をするので、高価なものはいらない。
コーナンオリジナル 替刃式折込鋸 衝撃焼入れ刃
ホームセンターで購入した刃渡り210mmの折りたたみ式のこぎり。極端に長かったり短い刃渡りは使いにくい。一般的な21センチが無難。
そろそろ買い替えを検討中。次は「シルキー ゴムボーイ 万能目 210mm」で決まり。
メンテナンス道具
シャプトン 刃の黒幕 オレンジ 中砥 #1000
オススメの砥石といえば定番の「シャプトン」。これ1つあれば、間違いありません。「シャプトン 刃の黒幕」この言葉だけ覚えておきましょう。
中砥でも荒砥がいらない位良く刃が付き、荒・中研ぎ兼用砥石として便利な#1000の中砥石です。1000番は高い研磨力で小さな刃欠けも直せますし十分鋭い切れ味も得られます。砥石をひとつだけ購入するなら1000番が便利。
自作 革砥
木製の板にスエードの革を貼り付けたもの。簡単に作れますよ。コンパウンドの代わりにピカールで代用。
砥石で研いだ後はコレで仕上げます。
ピカール
革砥で仕上げるときに使用する以外にも、金属磨きで万能な研磨剤「ピカール」。
これひとつで色々な金属製品のメンテナンスに使えるので、購入しておくことをオススメします。
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