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【レッドウィング8165】黒いアイリッシュセッターをオイルアップして靴磨きビフォーアフター【メンテナンス】

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だんだん寒くなってくると、ブーツが履きたくなる秋になりシーズンインですよね。

毎年、ブーツシーズンに入るときにオイルアップのメンテナンスを行います。この儀式をするときのワクワク感がハンパないです。ブーツマニアなんでしょうか。

目次

レッドウィング アイリッシュセッター 8165

今回、メンテナンスするのは2010年6月製の「レッドウイング アイリッシュセッター 8165」。通称「黒セッター・プレーントゥ」と呼ばれています。

どんな服装にも合わせることができるので、最初の1足にオススメのワークブーツです。

全体をブラッシング

まずは、シューレース(靴ひも)を外して、シューレースを中性洗剤で洗っておきます。

ブーツは、馬毛のブラシでブラッシングしてホコリや汚れを落とします。

ベロの隙間も念入りに

ベロの隙間は最もホコリが溜まりやすい場所。シューレースを外して、しっかりとホコリを掻き出してくださいね。

コバ周りも忘れずに

アッパーとソールの隙間のコバ周りも忘れずにブラッシング。

クリーナーで汚れ落とし

汚れがひどいときは、お湯につけたタオルを絞って拭き取り、しばらく放置し乾燥させます。 乾燥後、クリーナーで汚れをきれいに拭き取りましょう。

着古したTシャツなどの布にクリーナーを少量取り、汚れを落とします。クリーナーは一度にたくさん取らずに、少量を数回に分けて、全体に伸ばすように軽く拭き取ります。力を入れすぎるないように。

クリーナーは「M.モゥブレィ ステインリムーバー」がおすすめ

※よく振ってから使いましょう

一般的な靴用クリーナーは強い溶剤を使ったものが多いので、使いすぎると場合によってはレザーが乾燥してしまうことがあるので注意が必要。汚れがひどいときだけの使用にしましょうね。ボクがクリーナーを使うのは年に1.2回ぐらい。

オイルアップ

クリーナーで汚れや古いオイルなどを拭き取りスッピンになったので、乾燥しているレザーにオイルを入れてあげます。

使うオイルはいつもの「マスタングペースト」。

匂いが少なく、ベタベタせずに使えて、浸透力も高いホースオイル。ミンクオイルやラナパーなどいろいろなオイルを使ってきましたが、さらっとしたマスタングペーストが最も使いやすくオススメです。

マスタングペーストを布や指で薄く均等に塗りこみます。

1時間ほど放置

風通しのいい日陰で1時間ほど陰干しをして、オイルを浸透させます。忙しいときは、寝る前にオイルアップして次の日まで放置することもありますよ。

残ったオイルを拭き取りブラッシング

オイルをしっかり浸透させたら、表面に残ったオイルを乾いた布で拭き取ります。

最後に豚毛のブラシでブラッシング。

豚毛ブラシは、余分なオイルやクリームを落とすだけでなく、革に馴染ませるのに向いてます。豚毛ブラシはオイルやクリームの成分が毛に馴染んでブラシが育つので、普段は特にブラシを掃除をしたり洗ったりという必要はありません。

カビ予防/除去にはコレ

シーズンが終わりしばらく革製品を保管するときは、汚れを落とした後で【M.モゥブレィ モールドクリーナー】をスプレーして、良く乾燥させてから収納すれば、「久しぶりに出したらカビが生えてた」といったショッキングな出来事も起こりません。

カビの除去にも使えます。

以前、他のブーツにカビを生やしてしまいモールドクリーナーでカビ除去しました。カビの再発は数年たっても起きていません。これオススメ。

最後に

ワークブーツをオイルアップするのは、レザーが乾燥してきたなと感じた年に数回で十分。

普段のお手入れはブラッシングだけ。馬毛ブラシでホコリを落とし、オイルが馴染んだ豚毛ブラシでブラッシング。普段はたったこれだけでいい。

味のある雰囲気に経年変化してきました。このシワがいとおしい。

定番の「レッドウイング アイリッシュセッター 8875」のメンテナンス記事も書いています。経年変化に違いがありますね。下のリンクからどうぞ。

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