ソロキャンプで焚き火をするのにちょうどいいサイズの焚火台ってどれぐらいのサイズだとお考えですか?
よく候補に挙げられる焚き火台はB6サイズ(128×182ミリ)なのですが、ボクには小さすぎて使いにくい。購入した薪を細かくカットして入れなければならないから。これって地味に面倒くさいんですよね。
そこでもう少し大きなA4サイズのソロ用焚き火台を新しく購入しました。
武田コーポレーション ウルトラコンパクトグリル
- 使用時サイズ:幅30×奥行21×高さ15cm
- 収納時サイズ:幅30.5×奥行21.5×厚み4cm
- 本体重量:1.38kg
- 素材:本体:ステンレス(#430:厚0.5mm)・炭床:スチール(亜鉛メッキ)・網:スチール(クロームメッキ)・取っ手(ステンレス)
- 焼き網サイズ:29.5×19cm
- 付属:収納ケース
組み立て方法
組み立てはカンタン。
取っ手はつけたままでも収納バッグに入れることができます。
ソロ用焚き火台としてちょうどいいA4サイズ
1人用バーベキューコンロとしてならB6サイズ(128×182ミリ)でもいいのですが、焚き火台と考えると小さすぎで不便なんですよね。そこで、少し大きなA4サイズ(210×297ミリ)の焚き火台を探していました。
このA4サイズの焚き火台なら、薪を小さくする手間がかかりません。
すでも所有している「尾上(ONOE) フォールディングBBQコンロ」でも確認済みです。(製品サイズW×D×H(約): 315×280×235㎜)こちらのレビュー記事もあります。よろしければご覧ください。
折りたたむと厚さ4センチ
折りたたみコンロなので、収納時には厚さ4センチになります。持ち運びに便利ですよね。
重さも1.4キロほどなのでバッグに入れても苦になりませんね。
以前はノースイーグルから発売されていた
ボクがキャンプを始めた2011年には、いろいろな方のブログに登場してすでに人気のコンパクトな焚き火台でした。当時の名前は「North Eagle(ノースイーグル) コンロ 折りたたみ串焼きBBQ II NE1410」。
ボクは尾上とノースイーグルと悩んで、結局尾上のコンロを購入したんですけどね。
それが今、まさか購入することになるとは思いもしませんでした。
カマドにもなる
昔、購入しなかったこの焚き火台ですが、やりたかったことがあって時を越えてボクの元にやってきました。その理由とは、
前面のパネルを外して3面の状態にすると、「キャプテンスタッグ カマド スマートグリルB6型」や「ユニフレーム 薪グリル」のように「かまど」としても使えるんです。
ふさがれた3面は風防になり、前面から炭や薪をいじれます。パネルを外しても焼き網は固定されるのでゴトクにも。
通常とかまどの2パターン使い方ができるって魅力的すぎますよね。
マイナス面は高さが低いこと
以前からコンパクトな焚き火台として人気があっただけあります。
しかし、前にボクが買わなかった理由がひとつ。それは地面からの高さが4.5センチと低すぎること。高さが低いので下方向へのダメージがあるんです。土や砂のサイトでは問題ありませんが、芝のサイトでは焦げるとの情報が。
そこで、耐炎繊維を高密度にからみ合わせたカーボンフェルトで作られたスパッタシートを、焚き火台の下に敷くことでダメージを防ぎます。
スパッタシート
溶接作業の際、火花から人・設備・施設などガードするスパッタシートは、軽量で持ち運びができ、簡単に養生できる繊維資材です。
シリカ繊維織物とカーボンフェルトの2種類がありますが、カットしてもほつれないカーボンフェルトのスパッタシートを選びました。
ステンレストレー
ステンレス製のトレーを下に敷くのもおすすめです。
100円ショップのダイソーにジャストフィットするサイズのステンレストレーが販売されています。詳しくはレビュー記事をご覧ください。
下への熱を利用してピザも焼ける
マイナスポイントになっている地面との高さが低いことを逆に利用して、下への熱でピザを焼くことが出来ます。本体下の地面にアルミホイルを敷いてピザを置けば数分でチーズが溶けて食べごろに。
デメリットが逆転でプラスポイントになりましたね。
最後に
A4サイズの「武田コーポレーション ウルトラコンパクトグリル」は2~3人用のバーベキューコンロとしても、コンパクトな焚き火台としてもとても優秀ですね。
特に焚き火では市販の薪の長さがそのまま使えるギリギリのコンパクトサイズ。このA4サイズより小さいと薪を細かくする作業が増えちゃいますからオススメできません。
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